大阪リッツカールトン…なんか嫌だ。
先週、なんとリッツカールトンに泊まる機会があった。
滞在期間は1週間だったが、なんか変な違和感を感じたんだ。
いったい1週間でどのくらいのお金がかかるのだろう。
僕は怖くて経理担当には聞けなかった。
(池田さんの目が怖かったしw)
で、なぜ、たかが出張ごときで
リッツカールトンに泊まることになったのかというと
僕が、ふざけて、うちの部長に提案したせいだった。
「あの、部長」
「ん?どうしたの?」
「上半期の成績が1位だったら高級ホテルに泊まってみたいです。」
「う~ん、ただの1位じゃちょっとなぁ。」
「どんな1位ならいいんですか?」
「全体の過去3年間で1位だったら考えよう」
「まじっすか、がんばります!」
「まぁ、肩の力抜いてね。」
と、まぁ、いままでにないくらい残業の嵐と戦い
楽しみといえば、夜中に大人の動画をしっぽりと
みて、ささっと抜くぐらいしかなかった。
成績が発表される直前には僕はもう確信していた。
「こりゃぁ、歴代記録やで!」
僕は本当はマンダリンオリエンタルに泊まりたかった。
歴代1位を出したのだから、部長に交渉する権利があったのだ。
「ぶちょー!!!」
「なに、うるさい。」
「どっすか、自分の成績??」
「ん、まぁ悪くはないが、過去3年間で1位には届かなかったみたいね。」
「え、まじ!?」
「うん、こないだ昇格した小野寺君のほうが優秀だったみたい。」
「うわぁ…(よりによって小野寺)」
「でも、まぁ、がんばったからいいよ!」
「ほ、ほんとう!?部長!?」
「うん、池田さんに言っておくよ。」
「あっざーす!!!」
ってことで、僕は人生初のマンダリンオリエンタルを満喫する気まんまんだった。
調べてみると、部屋にはネイルを乾かす専用のドライヤーがあったり、24時間いつでも好きな時にクリーニングがお願いできるとか。
僕の期待は最高潮だった。
早く、年度末の大阪出張が楽しみだ!!
そして、行き先が告げられる。
「とりあえず梅田の×××支店に行って、OOと▲▲の案件について詰めてきて。はい、出張先のホテルと航空券とタクシー券」
おっほっほっほっほ♪
って、あれ、リッツやん!
まぁ、大切なことはリッツカールトンふにゃふにゃ
的な本も出ていることだし、まぁいっか。
そして、出張に旅立った。
まぁ、なにが嫌だというわけでもないのだが
僕のように田舎者は、まず食べ物が合わない。
旅館や民宿の、愛情たっぷりの手作り感溢れる料理とは
どこか違かった。
そして、スタッフの質が良すぎて距離感がウザい。
3日目になると、
「OO様、こんにちは」、「OO様、おかえりなさい」
と、ちょっと気持ち悪い。
もしかしてマンダリンもこんな感じなのか…。
そうそう、大事なことだから付け足しておくけど
高級ホテルといえど、ピンクチャンネルは充実していません。
やはり、安くてもいいので、自由に楽しめる部屋がいちばんいいですよ。
今回も、自慢のタブレットを持参して、
1週間分のオカズを用意していきましたが、なんかお風呂が広すぎて
まったく落ち着かんかったです。
こんなところで、ひとりで動画みてなにやってるんだと…。
でも、まぁ1週間は豪華な自慰行為として楽しみましたよ。そりゃね。
あぁいった高級ホテルは別に僕はなんとも思いません。
田舎者ですし、米がうまい旅館が好き!
そんな方は、恋人とでも泊まればいいんですよ。
僕みたいなやつは普通のホテルで十分。
最近の出張のおともにはこちらのオカズを持参しています。
なかなか、すごい平成生まれですわ。